ぼくぱぐ工房 Blog
2019/05/14 16:21
展示場所:ジトーミル郷土伝承博物館
展示期間:5月24日(金)−5月26日(日)
入場無料
3)実存比喩 永遠の日曜日
-O•F•ボルノウの『夜の空間』より-
4) アニメーション絵本3作品『ぼくぱぐ』『てんからのおくりもの』『ポワン』
昨年2月に外務省 広報文化外交戦略課 主催『日本ブランド発信事業』のため渡欧してきました。
ヨーロッパ (ウクライナ・スウェーデン・セルビア)で個展 & 講演会 を開催したご縁から繋がった今回の展示❤️
「ジャパニーズデーズ」で展示する、それぞれの作品はこんな感じです^^*
ウクライナの皆さんに喜んでもらえると嬉しいな💕
準備は着々と進んでいます♫
近づくと動物たちが登場するインタラクティブな映像インスタレーション。
小さな者たちが巣づくりしている様子を覗き込み、彼らに手を貸してほしいのです。ここにあるわらを持って…
技術提携 金谷一朗 大阪大学大学院工学研究科/デザイン科学
制作協力 横浜市民ギャラリー
3000×3000×3000 projector, PC, sound
映像作品
素描、木炭、木炭紙 525×728 mm
音響音楽「とおりゃんせ」/編曲
5分30秒/ループ 4000×3000 mm
自立には、孤立という、相反する性質が同時発生してくる。この作品は、人間を、住まうこととさすらうことの狭間にある「永遠の途上存在」と捉え、自立と孤立の葛藤のなかにある実存に焦点を当て、具体化したものである。人間存在の比喩として「羊の群れ」を用い、孤立を恐れる群衆を象徴している。羊は、個を埋没させること自体にアイデンティティーをもち、そのような特性をもつ羊だからこそ、群衆に溶け込んでいる在り様を描くことで「住まうこと」は感じられるのではないかと考えている。先頭をきる一匹だけが感じているものを追い、自身を投げ出そうとする姿勢を三場面において描いている。
実存比喩 -O•F•ボルノウの『夜の空間』より-
2007
映像作品
素描、木炭、木炭紙
音響音楽「大空のプロムナード」/編曲
3分30秒/ループ 3400×2800 mm
Existence Metaphor
-From “Spece of The Night” of Otto Friedrich Bollnow-
Video installation
charcoal drawing on paper
Sound Music “The promenade of sky”/Arrange
3min30second.-loop
一枚づつ、一枚づつ、絵画をめくるようにして、羊ののどかな日常を描いた映像作品である。ここで羊は群衆の象徴として用い、また、人間を比喩している。羊は、個を埋没させること自体にアイデンティティーをもっており、羊の群れはそのことをよく表している。実際羊は、目が合い、または、群れからはみ出て個を自覚した途端に、その事実を忘れたいかのように再び個を埋没させるのだ。個を埋没させることは、自分がないという消極的な意味合いがある。しかし、群衆のなかに溶け込んで安心感を得ているのは事実としてある。なぜなら、「住まうこと」の安心感や幸福感は、個を意識しなくなったときに真に住まうことができるものだからである。ここでは、羊の実存を描くことによって、浮かび出される個の自覚に着目している。
アニメーション絵本3作品『ぼくぱぐ』
「誰か(何か)を思いやることの大切さ」を伝える愛の物語。
主人公のぱぐの感情が伝わってくる繊細な絵と心温まるストーリーが魅力。 捨てられていたぱぐが、人にかわいがられている飼い犬を見かけ、憧れを抱く。
しかし、その憧れは首輪へと向ってしまい…。
あちらこちらで首輪を探し回るぱぐが最後に見つけたものは!?
アニメーション絵本3作品『てんからのおくりもの』
【あらすじ】さまよう子鹿と年老いたてんの心温まる絵本。おかあさんとはぐれた子鹿が、一匹のてんと出会い、冬じたくを共にします。春になり、てんからおくられた子鹿へのおくりものとは……?
アニメーション絵本3作品『ポワン』
「ポワンの ‘まなざし’ に私の心は溶けてゆく。この作者は魔法使いかもしれない」 推薦:黒井健 先生(絵本画家) 主な作品『ごんぎつね』『手ぶくろを買いに』ほか多数 〜やさしい歌声につつまれて本当の自分に出会えた奇跡!「自立」していく子犬の成長ストーリー〜 白い羊の群れの中で、自分だけ黒いことに一人悩むポワン。でも白い羊の中で、ワンポイントのように目立つことを、「欠点」じゃなく「個性」だと優しく歌で教えてくれたおかあさん羊。この物語は「挫折」から「成長」そして「自立」していく子犬のお話です。(絵本「ぼくぱぐ」の原点)