絵本作家 金澤麻由子の描く動物たち

ぼくぱぐ工房 Blog

2020/12/11 14:37

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金澤麻由子の描く
動物たちの小さな美術館へようこそ!
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こんにちは‼️

あるがままを楽しむ専門家

ぼくぱぐ工房です

 このたび、保護犬の実話を元にした物語、

『きみのなまえ』を、佼成出版社より1月30日(土)に出版いたします

今日はその初校が届きました!


前回の記事はこちら

   ⇒【新発売スタート】フレンチブルドッグのマスクケース♪裏地には抗菌生地仕様!出し入れ簡単!


美しい発色で大満足です♪

出版まで順調に進んでおります^^*


作品が生み出される瞬間はいつもワクワクします

でも、生み出すだけじゃなくて子育て(読者さんに届ける)

ということも大切だから

こちらでも色々発信していこうと思います♪



【母子と野良犬の実話の物語 新作絵本出版のお知らせ】

~保護犬という選択肢で守れる命があると知ってほしい~

コロナでペット需要増、不況でペット遺棄増、

今こそ知ってほしい!



現代は、ペットショップで血統書付きのペットを飼う方が多く、

高額な取引がなされているようですが、

一方で、野良犬が保健所に保護されては

殺処分されているというアンバランスな現実も

同時に起こっています。。。


特に今年は、

新型コロナウィルスで家で過ごす時間が増えたことから、

ペット需要が増え、一方で、

経済不況からペット遺棄されることも増えている現状です。


今回の新作絵本は、福岡県で実際にあった

雑種の野良犬を保護する実話を元にした物語を

児童文学のあんずゆきさんが書き、

私が挿絵を担当し出来上がりました。


依頼が来たとき、私は即答したのですが、

なぜなら、私自身も、野良犬を保護した経験があったからです。


物語を読んで、絵本の中の犬が、まるで

5歳の時から20年間飼っていた私の犬のように感じられました。

一人っ子だった私に、野良犬の「ポチ」は、様々な経験をさせてくれました。

動物とのふれあいやお世話を通して、

相手に寄り添うこともできるようになりました。


野良犬のキャラクターデザインは任せていただいたので、

私が飼っていた雑種の「ポチ」を描かせてもらいました。


私の子供時代は日本に野良犬がたまにいましたが、

現在ではほとんど見かけません。


でも、環境省によると保護犬の数は

一年につき4万頭にものぼるそうです。

おそらく多くの方が、殺処分の現実を想像すらできないのではないでしょうか。

~シングルマザーの母子の想いと野良犬との実話を

絵本で伝えます!~

私は、絵本を通して、

ペットはペットショップで飼うことだけじゃないということや、

保護することで守れる命もあるということ、

どんな出会い方でもお世話を通して、

かけがえのないパートナーになれることを絵本で伝えたい。


迷い、お腹をすかせている動物達が、

安心できる場所で眠れて、お腹いっぱいで暮らせたらと伝え、

一人でも多くの方々に保護犬という現実にも

意識してもらいたいと強く願っています。


また、この絵本には、

シングルマザーの家庭が主人公ということも、

従来の絵本ではタブー/マイノリティーとして

描かれてこなかった点ではないでしょうか。


どんな環境であっても、明るさを絶やさず、

命を守ろうと行動する母子のひたむきな姿は、

家族や人との繋がりが多様化している今、

人々の希望になるのではと感じています。


ですので、


一人でも多くの方に手にとって読んでいただきたい

そんな1冊です^^*

 この絵本の詳細は、下記にてお知らせさせていただきます。


<書名> きみのなまえ

<著者> あんずゆき・作 かなざわまゆこ・絵


<シリーズ> おはなしみーつけた!シリーズ

<販売対象> 小学校低学年向け

<発刊日> 2021年1月30日

<判型> A5変判・64頁・定価1,320円(税込)


<著者プロフィール> 

□あんずゆき

大阪府在住。神戸大学卒業。第10回・第12回小川未明文学賞優秀賞、第5回・第6回盲導犬サーブ記念文学賞大賞受賞。作品に「おたすけ屋助太のぼうけん」シリーズ、『やんちゃ子グマがやってきた!』『夏に降る雪』(共にフレーベル館)、『おれさまはようかいやで』『モンキードッグの挑戦』(文溪堂)、『大坂城のシロ』『デカ物語』(くもん出版)、『土手をかけおりよう!』(文研出版)、『佐藤初女物語』(PHP研究所)、『菌ちゃん野菜をつくろうよ!』『マオのうれしい日』(共に佼成出版社)などがある 


□かなざわまゆこ

兵庫県在住。嵯峨美術大学大学院修了。手描き絵画の魅力を、絵本、映像アニメーションやインタラクティブなメディアアートなどを通して表現するクリエイター。おおしま国際手づくり絵本コンクール2011において、『きみのいる家』(後に『てんからのおくりもの』として出版ワークスより出版)が最優秀の文部科学大臣賞を受賞して絵本作家デビューする。作品に『ぼくぱぐ』『ポワン』『さすらいのルーロット』(以上、出版ワークス)、『地震がおきたら』(BL  出版)などがある。日本児童出版美術家連盟会員、環境芸術学会会員。


<内容>

近所の林で見かけた栗毛の野良犬のことが、たくとは気になっていました。家で保護しようと、お母さんと一緒に貼り紙をして連絡を待っていると、ある日、保健所に連れていかれたという目撃情報が入り……。物語の後半、孤独だとばかり思っていたその犬の意外な事実が判明して、たくととお母さんは喜びで胸がいっぱいになります。実話を元にした感動の物語。


(写真上:橘さんがマロンを引き取った後に書き換えた看板=福岡市中央区)

「どんぐり山」と呼ばれる小さな森が、福岡市中央区の住宅街にある。

その森で保護した犬と橘さん親子とのエピソードが

2019年朝日新聞掲載(記者:小野大輔)となり、

それを読んで感動したあんずさんの発案で絵本化が決定した。