絵本作家 金澤麻由子の描く動物たち

ぼくぱぐ工房 Blog

2022/06/23 20:49

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金澤麻由子の描く
動物たちの小さな美術館へようこそ!
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こんにちは‼️

あるがままを楽しむ専門家

ぼくぱぐ工房です

お読みいただき、ありがとうございます^^*


夏は、冷房の効いた部屋で昼寝、これ最高ですよね(笑)

そんな昼寝のおともに・・・

本物の毛並みのような「ふわふわブランケット

「パグちゃんひざ掛け」をリリースしました🤗

本日より販売スタート🌟


ふわふわブランケット(ひざ掛け)

↓↓↓

(今すぐ確認する)

https://minne.com/items/32878359



前回の記事はこちら

   ⇒第52回「お話を絵にする」コンクールに 絵本『きみのなまえ』が選定図書に選ばれました!



とっても可愛い仕上がりで大満足です☺️

ところで、「昇華プリント」ってご存知ですか?

「昇華プリント=インクを生地に高温で染める」という独自の技術で知られる絆工房さんとご縁をいただきまして、新たにこちらのアイテムを制作しておりました✨

【驚きの特長がこれ】

■300回洗濯しても色褪せずにずっと鮮やか

すごいですよね〜💖

ユニフォームなども手がけておられるので、線維の中まで染め上げることができるんですね。

イラスト原画を高精細に再現する発色の良さは、とてもありがたいです。絆工房さんとのコラボレーションに感謝です💕


フォーンと黒パグ、2匹が野原でピクニック♪ 楽しそうだね、小さな生き物たちも耳元で囁きます。

生地はふんわり、とっても柔らかくて、本当に肌触りが気持ち良いです♪

 しっかりした厚みがあり手頃な大きさで、羽織ったり、ソファに敷いたり、膝掛けなどにもちょうど良いです。人間用のひざ掛けとして、ペットさんのお布団としても使えます。 

また折りたたむとコンパクトで軽く( 約 224g ) 、気軽に洗えるのでキャンプなど屋外での使用にも良いです。手頃な大きさなので、子供用にも便利です。

おうちの洗濯機でも洗えるので、汚れを気にせずいっぱい使えます。 


もらってうれしい出産祝いやプレゼントに贈るブランケット。

 自宅用からお出かけ用まで何枚あってもうれしいアイテム。 

ペットを愛するお友達やご家族に誕生日や記念日に。

 サプライズプレゼントに。幅広くお使い頂けます。


 \おすすめpoint / 

①ふわさらで優しい肌触り 少しだけ毛足の長い、ふわふわさらさらでなめらかな毛布素材のブランケット。 優しい肌触りで心地よくお昼寝できちゃいます。 

②通年使用可能な厚すぎない素材 オールシーズン使用可能です。夏は冷房対策にもおすすめ。 軽く柔らかいポリエステル100%のマイクロファイバー素材 しっとりとした心地のよい素材です。 ※真冬向けのウールのような防寒性やボリュームはございません。 

③持ち運びに便利 分厚すぎず、薄すぎない生地厚。 折りたたんでもかさばらず、軽量でコンパクトにおさまります。

 ④幅広い用途で長く使える 洗濯機で何度も洗えるのが嬉しい♪ベビーベッド、お昼寝、車の中、ベビーカー、おむつ替え時などに便利です。ママの膝掛けにも◎ 

今後もたくさんのワンちゃんのブランケットが登場していきます🤗

ふわふわブランケット(ひざ掛け)詳しくはこちら

↓↓↓

(今すぐ確認する)

https://minne.com/items/32878359


#絆工房 #ブランケット #パグ #イラスト #ひざ掛け #ふわふわ #冷房対策



嬉しいニュース♪

このたび、京都新聞主催の夏休み企画

「第52回お話を絵にするコンクール」に

絵本『きみのなまえ』(佼成出版社)が選定図書に大抜擢されました!

↓↓↓

https://pr.kyoto-np.jp/concours/books/



この夏、二冠達成✨✨✨

新潟県の読書感想文コンクールの課題図書の認定に引き続き、

京都府からも「推し」入りました✨

とっても嬉しい〜💕ありがたや〜です😂

絵本『きみのなまえ』はこちら

↓↓↓

https://minne.com/items/25907864

「お話を絵にするコンクール」は、普通の読書感想文ではなく、

絵を描くところが、このコンクールの面白いところ。

どんな作品が出来上がってくるのか、とっても楽しみです❣️


子どもたちの自由な発想と柔軟な感性で、
本を読んで得た感想を絵で表現するコンクールです。
今年で52回目を迎えました。

ここにご紹介する選定図書は、
子どもたちに読ませたい一冊としてもおすすめです。

とまぁ、素敵な絵本作品の中に、絵本『きみのなまえ』も

ちょこんと選ばれておりました(パチパチ)

【個展のお知らせ♪】

『永遠の日曜日』

金澤麻由子 Kanazawa Mayuko

2022年9月5日(月)〜10日(土)

12:00〜19:00(最終日17:00まで)

会場:ステップスギャラリー

〒104-0061 東京都中央区銀座4丁目4−13 琉映ビル

Tel:03-6228-6195


今回の個展に向けて、アーティストステイトメントをお話ししますね。

 

「人間はまず、住まうことを学ばねばならない」

マルティン・ハイデガーMartin Heidegger


「実存哲学」は、20世紀前半、第一次世界大戦後から、

第二次世界大戦後に至る、「不安の時代」に花開いた。

明日も生きられるのか分からない、先の見えない政治情勢において、

自己の存在を世界観の中心に置く思想に傾倒し、

自らの生へ原点回帰することで、

人間として生きる意味を再発見しようとした。


 ハイデガーの実存概念、又は世界内存在としての人間の在り方には、

「被投性」と「投企」という二つの大きな特質がある。

被投性とは、人間が世界の内に投げ込まれるという攻撃的な特性であり、

空間のなかで不安にかられている人間の在り様を指している。

投企とは、人間が意図をもって世界へと企てる性格であり、

空間のなかで人間は新たな可能性に向けて

自らを投げ出していく在り様を指している。


ここで注目したことは、人間の成長のはじまりにある

「被投性」として特徴づけることのできない在り方にある。

主観と客観が分裂する以前、

自我と世界との境界をもってない原状態には「不安」は存在しない。

庇護のもとでは安らぎが在り、幸福な状態として主客が溶けあっている。

人間は、成長によって主客の分裂によって、

「個」が浮上し、いずれは「孤立」を経験する。

この過程で、庇護性との比較によって、

初めて溶解体験の幸福感に気づくことになる。


つまり、「不安」による「安らぎ」の発見である。

この時、人間は自らの努力で「不安」を「希望」に変えるように「投企」し、

自身の空間の中に改めて愛すべき中心を見つけ出さなければならなくなる。

これこそがハイデガーの説く「住まうこと」であり、

根源的場所への回帰を示唆することである。


特に、非常に多くの不安動揺によって揺り動かされている現時代において、

表現すべき重要な視点であると感じている。

 2018年「外務省『日本ブランド発信事業』」の派遣芸術家として、

ウクライナのキエフへ訪れた。

キエフでの個展開催後も、現地との交流は続いた。

心を痛めるニュースが後をたたない中、

ウクライナで出会いサポートしてくださった方々の平和を祈り、想いをはせて。

金澤麻由子/神戸のアトリエより


今回の個展は、どんなテーマで開催するべきか

いろいろ考えましたが、2022年の世界情勢を振り返って

今必要なのは、イデオロギーを脱ぎ捨てて、真っ裸な人間とは何ぞやと

深く見つめること。原点回帰・・・

そう直感で感じまして、

美大生(大学院生時代)に修了制作展で発表した

私の原点、「実存比喩シリーズ」の映像インスタレーションを

あらためてご披露しようと決めました。

「実存比喩」

 本作では、人間を、住まうこととさすらうことの狭間にある

「永遠の途上存在」と捉え、自立と孤立の葛藤のなかにある実存に焦点を当てた。

人間存在の比喩として「羊の群れ」を用い、

潜在的な孤立への恐怖心を象徴している。

羊は、個を埋没させること自体にアイデンティティーをもち、

群衆に溶け込んでいる在り様からは、

「住まうこと」への安らぎが感じられる。

そのような羊が、恐怖心を解き放ち、先頭をきって、

自身を投げ出そうとする姿勢を、三場面において描く、映像インスタレーション。


フランス文学者・美術評論家・小説家・など

様々な奥深い考察を繰り広げている

鈴木創士さんより、以下の文章もいただきました。

花形文化通信よりお写真引用させていただきました。


「盲 目 の 光 の な か で」 

鈴木創士


見ることは、盲目の光のなかで、 

そこに世界があると信じることである。

存在はまだ存在し始めてはいない。

だから素描とは、ある哲学者が言ったように、 

つねに完全な盲目状態のうちでなされるのである。

描くことによって、 われわれは

物の輪郭が指し示す荒廃した暗闇のなかを、 手探りで進んでいく。 

見るというこの試練のなかでは、 疑うことよりずっと前に、 

世界の基盤は光によって粉砕されているからである。

自らを注視しようとする者を 

瞬時にして石の塊に変えてしまう怪物メデューサと、

鏡を手にした若きペルセウスの戦いは、 

いつも始められるより前に、すでに終わってしまっているのである。

プロジェクターによってすべてをあらためて非物質化すること。

 コマ送りされる羊の群。

「あなたはあなたを捧げる」。

そこで生贄にされていたのは、 

紙と光の中間を、目と光線の中間を移動しつつある、 

描線に包囲された「存在」の誕生である。

それははたして羊の群になろうとしていたのだろうか?


(SUZUKI SO-SI /フランス文学者、美術評論家) 

鈴木創士さんの筆力がすごい・・・

作品の説明ではなく、作品の世界を開いていくことができるのが

本当の美術評論なのですね。

こんな素敵な文章を書いてくださって本当にありがとうございます!!!

(それにしても鈴木 創士さん、雰囲気ありすぎ・・かっこいいですね・・・!

日本のフランス文学者、作家、評論家、翻訳家、ミュージシャン、

兵庫県神戸市出身。)


ぜひ個展会場にお越しください♪

今年は、金澤麻由子が羊たちとお迎えします(笑)

【個展のお知らせ♪】

『永遠の日曜日』

金澤麻由子 Kanazawa Mayuko

2022年9月5日(月)〜10日(土)

12:00〜19:00(最終日17:00まで)

会場:ステップスギャラリー

〒104-0061 東京都中央区銀座4丁目4−13 琉映ビル

Tel:03-6228-6195