絵本作家 金澤麻由子の描く動物たち

ぼくぱぐ工房 Blog

2022/07/14 18:55

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金澤麻由子の描く
動物たちの小さな美術館へようこそ!
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こんにちは‼️

あるがままを楽しむ専門家

ぼくぱぐ工房です

お読みいただき、ありがとうございます^^*


音楽家の大津美紀さんがブログで

私の絵本「ポワン」について紹介してくださりました♪



前回の記事はこちら

   ⇒【初公開】絵本の読み聞かせ動画♪『さすらいのルーロット』(出版ワークス)


ちょっとご報告が遅くなってしまったのですが

今回どうしてもご紹介したくて

大津美紀さんのブログをシェアさせていただきました。


🎹シンガーソングライター・作詞・作曲家🎵 

CM・アニメ・ゲーム音楽制作・アーティストとのコラボなどされている

多彩なアーティストさん

(お写真はfacebookより引用させていただきました。)

大津美紀さんは、

音楽で地球をもっとまぁるくする。

とモットーに活動されています。


美紀さんの声は息多めで、

透明感と可愛らしさがあって

素敵なシンガーさんです。


絵本『さすらいのルーロット』もカバー曲を

お願いして歌っていただいたのですが

めちゃくちゃ素晴らしいです✨

心が洗われるようで、本当に癒されました✨

とても優しい気持ちになりました。

美紀さんが歌うと、より叙情的になって

うっとりしてしまいます。。。

いつか皆様にもお届けできたらなと思いますので

楽しみにしていてくださいね。


ちなみに、


こちらは、拙いですが^^;

作家本人による読み聞かせ♪


絵本『さすらいのルーロット』を初公開してから

早くも142回以上再生されています🌟


まだご覧になっていない方は、ぜひご覧ください💐💐💐

私自身が体験した結婚式の奇跡の物語です💕


『さすらいのルーロット』(13:32)

↓↓↓

(今すぐ視聴する)

https://www.youtube.com/watch?v=MTFSkLZh8pI

絵本『さすらいのルーロット』はこちらから


今日は、そんな大津美紀さんの記事を冒頭ご紹介させていただき

音楽表現の奥深いお話にぜひ耳を傾けてみてくださいね♪


ーCreator's Interviewー 古後公隆さん 

(作曲家・編曲家・ピアニスト・チェリスト)


『物語音楽「ポワン」より(物語の朗読と音楽)』
絵本:金澤麻由子
歌・朗読:松田ひろ子
ピアノ・チェロ演奏:古後公隆




<大津> こちらはもともと絵本として出版されている作品に、音楽をつけられたということなんでしょうか?
<古後> はい、内容的にはちょっとヘビーですけど…。
<大津> 確かにちょっと見ていて辛く感じる場面がありますよね。作品の中では、お一人の方が、朗読されたり歌を歌ったりしていますが、歌の歌詞というものは、舞台用にあらたにつくられたものなんですか?
<古後> いえ、この歌詞自体も、実は原作の中に書かれているものなんです。お母さん羊が登場するんですが、そのお母さんが羊が歌を歌うシーンがあって、もともとその詩が、絵本の中に書かれていて、そこに、僕がメロディーをつけて歌にしたんです。
<大津> そうなんですね。「絵本コンサート」とか「絵本の読み聞かせ」というと、なんとなく対象は子供というイメージがありますけど、是非、大人にも見て欲しい、内容的にもそんな作品だなと感じました。
<古後> 金澤麻由子さんも「大人にこそ見て欲しい」っておっしゃってました。
<大津> 私は「朗読と音楽」という舞台は拝見したことがあるんですけど、歌も登場する、それも、ミュージカルのように踊り出すところまではいかない、この独特な空気感が大好きになりました。音楽だけではなくて、歌が入ると本当にドラマティックになりますよね。心が揺さぶられるというか。
<古後> そうですよね。実は、僕は金澤先生の作品には4つほど音楽をつけさせていただいてるんですけど、そのうちの「さすらいのルーロット」という作品は、最初から最後まで、絵本に書かれている文字全部が歌になってるんです。全部歌い終わると、一冊読み終わる、という。
<大津> 全編歌!でもオペラじゃないっていう・笑。「絵本と音楽」この組み合わせは、まだまだいろいろな可能性がありそうですね。
<古後> そうですね。僕は絵本には音楽があるとすごくいいと思うんです。ただ、映像の部分はあえて、アニメーションではなく、静止画のまま、というのが、見ている人の想像力が掻き立てられていいんじゃないかなと思うんですよね。
<大津> 想像力、ですね。
<古後> 今の時代って、なんでも与えられてるじゃないですか。なんでもクリアに見えるというか。大昔はみな「短歌」を読みあっていたわけですけど、本や紙芝居、朗読、演奏、映画など、表現の手段がたくさん出てきて、でも、今は、それを受け取る側の想像力が入り込む余地がないくらいに、すべてがリアルに見え過ぎてるというか、見せ切ってるような印象があるんですよね。だから、先ほどの無声映画もそうですけど、あえて「見せ切らない」世界に惹かれるというか。
<大津> なるほど。確かに昔は「短歌」で気持ちを表現していたんですものね。奥ゆかしいというか、なんというか。
<古後> たとえば、人って自分が昔聴いた作品とかって、ずっと心に残ってると思うんですけど、好きな歌だとしたら、何か自分の経験と重ね合わせたり、どこかで編集かけてると思うんです。街角で一度見た大道芸とかでも、もう二度と動画などでは観ることができないので、でも、記憶の中ではどんどん膨らんでいって、そこに妄想も加わったりして、何かを作り上げていってると思うんです。
<大津> 妄想、してますね・笑。ずっと聞いている好きな曲なんかは、音楽が流れるとなぜかいつも同じ映像が頭の中によぎったりしますよね。あれ、時間が経ってもきっと死ぬまで同じ映像なのかなと思うんですけど、考えてみたらその映像って自分が作り出したものなんですよね。
<古後> そうなんですよ。僕はそれを妄想と呼んでるんですが、作る側がすべてを見せ切らないで、聞き手側の創造性というか妄想が入る部分を残す作り方が面白いなって思うんですよね。
<大津> 伝え切らずに、妄想させてあげる、ということですね・笑。


続きは大津美紀さんのブログをご覧ください。

第四話まで続きます^^*

プロの音楽家お二人による興味深いお話です♪




あと、こちらの歌&読み聞かせは

ぜひ絵本セラピストさんや絵本講師、さらに保育士さんにも

ぜひ歌っていただきたいと思っております❣️

楽譜はこちら




【個展のお知らせ♪】

『永遠の日曜日』

金澤麻由子 Kanazawa Mayuko

2022年9月5日(月)〜10日(土)

12:00〜19:00(最終日17:00まで)

会場:ステップスギャラリー

〒104-0061 東京都中央区銀座4丁目4−13 琉映ビル

Tel:03-6228-6195


今回の個展に向けて、アーティストステイトメントをお話ししますね。

 

「人間はまず、住まうことを学ばねばならない」

マルティン・ハイデガーMartin Heidegger


「実存哲学」は、20世紀前半、第一次世界大戦後から、

第二次世界大戦後に至る、「不安の時代」に花開いた。

明日も生きられるのか分からない、先の見えない政治情勢において、

自己の存在を世界観の中心に置く思想に傾倒し、

自らの生へ原点回帰することで、

人間として生きる意味を再発見しようとした。


 ハイデガーの実存概念、又は世界内存在としての人間の在り方には、

「被投性」と「投企」という二つの大きな特質がある。

被投性とは、人間が世界の内に投げ込まれるという攻撃的な特性であり、

空間のなかで不安にかられている人間の在り様を指している。

投企とは、人間が意図をもって世界へと企てる性格であり、

空間のなかで人間は新たな可能性に向けて

自らを投げ出していく在り様を指している。


ここで注目したことは、人間の成長のはじまりにある

「被投性」として特徴づけることのできない在り方にある。

主観と客観が分裂する以前、

自我と世界との境界をもってない原状態には「不安」は存在しない。

庇護のもとでは安らぎが在り、幸福な状態として主客が溶けあっている。

人間は、成長によって主客の分裂によって、

「個」が浮上し、いずれは「孤立」を経験する。

この過程で、庇護性との比較によって、

初めて溶解体験の幸福感に気づくことになる。


つまり、「不安」による「安らぎ」の発見である。

この時、人間は自らの努力で「不安」を「希望」に変えるように「投企」し、

自身の空間の中に改めて愛すべき中心を見つけ出さなければならなくなる。

これこそがハイデガーの説く「住まうこと」であり、

根源的場所への回帰を示唆することである。


特に、非常に多くの不安動揺によって揺り動かされている現時代において、

表現すべき重要な視点であると感じている。

 2018年「外務省『日本ブランド発信事業』」の派遣芸術家として、

ウクライナのキエフへ訪れた。

キエフでの個展開催後も、現地との交流は続いた。

心を痛めるニュースが後をたたない中、

ウクライナで出会いサポートしてくださった方々の平和を祈り、想いをはせて。

金澤麻由子/神戸のアトリエより


今回の個展は、どんなテーマで開催するべきか

いろいろ考えましたが、2022年の世界情勢を振り返って

今必要なのは、イデオロギーを脱ぎ捨てて、真っ裸な人間とは何ぞやと

深く見つめること。原点回帰・・・

そう直感で感じまして、

美大生(大学院生時代)に修了制作展で発表した

私の原点、「実存比喩シリーズ」の映像インスタレーションを

あらためてご披露しようと決めました。

「実存比喩」

 本作では、人間を、住まうこととさすらうことの狭間にある

「永遠の途上存在」と捉え、自立と孤立の葛藤のなかにある実存に焦点を当てた。

人間存在の比喩として「羊の群れ」を用い、

潜在的な孤立への恐怖心を象徴している。

羊は、個を埋没させること自体にアイデンティティーをもち、

群衆に溶け込んでいる在り様からは、

「住まうこと」への安らぎが感じられる。

そのような羊が、恐怖心を解き放ち、先頭をきって、

自身を投げ出そうとする姿勢を、三場面において描く、映像インスタレーション。

ぜひ個展会場にお越しください♪

今年は、金澤麻由子が羊たちとお迎えします(笑)


さらに、


【3名定員】

絵画教室@銀座「1DAYレッスン」開催します

〜あなたの「ぱぐ」と出会える〜



【現在の予約状況】

9月5日(月)10時〜12時(残3)
9月6日(火)10時〜12時(残3)
9月7日(水)10時〜12時(残2)
9月8日(木)10時〜12時(残3)
9月9日(金)10時〜12時(残3)
9月10日(土)10時〜12時(残2)

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参加ご希望の方はこちらから
↓↓↓

https://bokupug.com/1day
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お申し込みフォーム

数は常に変動しておりますので、満席の場合はご容赦ください。


「あなたの「ぱぐ」と出会える絵画教室」@銀座
日時:9月5日(月)〜9月10日(土)
時間:毎日10:00〜12:00
参加費:3000円
会場:銀座ステップスギャラリー(銀座駅 徒歩1分)
〒104-0061 東京都中央区銀座4-4-13琉映ビル5F 
Tel&Fax 03-6228-6195
※エレベーターはありませんので階段をお使いください^^;
http://www.stepsgallery.org


♪♪♪参加者プレミアム特典プレゼント付き♪♪♪
◆ 黒ぱぐとフォーン2匹のオリジナル絵画(12000円相当)
◆ ぼくぱぐステーショナリーセット(2000円相当)
◆ サイン入りぼくぱぐポストカード(その場でメッセージ入りでお渡しします♪)

お土産盛りだくさんの企画♪♪♪
お一人お一人をきちんとサポートしていきたいのと
3ミツを避けるため
先着3名さま限定とさせていただきます。

すでにお申し込みくださった皆様
ありがとうございます♪

ほとんどがお一人様での勇気あるご参加です!

当日お目にかかれることを楽しみにしています^^*